11月12日（日）、奈良県春日大社より雅楽の伝承団体「公益社団法人 南都楽所（なんとがくそ）」をお招きし、和多都美神社境内にて公演会を行いました。

当日は晴天に恵まれ100名以上のお客様にご来場いただき、約2時間にわたる演奏会を無事に開催することができました。

南都楽所との交流は今回で3度目です。「万葉の和琴」を研究するため和琴の原点である奈良県春日大社を訪問したのがきっかけで、今回は対馬の皆様に本物の雅楽を鑑賞していただきたいという思いで、はるばる奈良からお越しいただきました。

演奏は楽頭の堀川先生による解説から始まり、管絃楽（今回は三管のみ）、大和舞、舞楽「陵王（りょうおう）」「納曽利（なそり）」を披露していただきました。

大和舞では当実行委員会の小田が製作した和琴での演奏も披露され、途中歌詞を「結石山~」と今回限りの対馬バージョンで演奏してくださいました👏✨

楽器の説明

大和舞

和琴を用いての演奏

製作した和琴（製作者：小田）

陵王

納曾利

1000年以上続く雅楽の音色と鳥のさえずりがとても心地よく、美しい衣装を纏った力強い舞によって、和多都美神社境内がより神聖な雰囲気に包まれたひとときでした。

お客様からは「大変素晴らしかったです」「貴重な時間でした」と嬉しいお言葉を沢山いただきました。

急に気温が下がり冷え込む1日となりましたが、最後まで鑑賞してくださったお客様、撮影陣の皆様、また場所の提供から色々とご協力してくださった和多都美神社様に感謝いたします。ありがとうございました。

準備から後片付けまで、お疲れ様でした！